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      <title>心理学講座</title>
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      <copyright>Copyright 2009</copyright>
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         <title>記憶のメカニズム</title>
         <description>心理学の講座を受講するうえで、記憶については少しおもしろいところなので追加して述べておきたいと思います。

まず物事は３つのプロセスを経て記憶されます。

その３つとは、記銘・保持・想起（再生と認識）の３段階です。

「記銘」とは、物事を頭のなかなどで反復したり（これをリハーサルという）、イメージを膨らませたりして記憶しようとすることです。

例えば電話番号を覚えるのに、何度も復唱し、年代を語呂合わせで覚えようとすることがこれにあたります。

「保持」とは、記銘によって記憶されたことがらを、長く保っておくことですが、これは外からは観察しにくいことです。

次の「想起」が可能かどうかで、記憶が保持されているかどうかが確認できるだけなのです。

「想起」とは、保持されたことを思い出すことであり、「再生」と「再認」の2種類があります。

再生とは、記憶内容を言葉などであらわすことです。

再認とは、すでに経験したことのあるものをそのとおり確認できることで、たとえば知っている歴史上の人物の名前が試験に出たとき、その名前が既知のものであるとわかることなのです。

自分がよく通った道の幅が、行ってみると意外に狭かったということがあなたにも経験としてあると思います。

これは記憶が「変容」しているといえるのです。

記憶されたことがらは、再生されるときにある部分が強調されたり、単純化されたりして、もとのものとは変化するといわれるのです。

また、記憶は個人の定義によっても変化すると言われています。

犯罪などの現場での目撃証言は、その個人がどの程度犯罪者にとって偏見のようなものを持っているかによって、「目撃」しているのにも関わらず同じ証言にはならないというのも知られたことですよね。

心理学の講座を受講することによって、このような人の記憶の面白さにふれてみるのもいいのではないでしょうか。


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         <pubDate>Wed, 25 Feb 2009 00:53:41 +0900</pubDate>
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         <title>感覚心理学</title>
         <description>脳や神経という中枢神経に信号を送るには感覚器でとらえたものを受容器で信号にかえる、というプロセスが必要です。

ここまでのプロセスを心理学では「感覚」と呼びます。

私たちの日常の感覚という言葉の使い方とは少し違う部分もあると思いますが、心理学ではこのように固有の定義がされていることに注意して読んでいってください。

感覚は私たちが周りの世界を知るための手段として、常に働かせているものです。

日常の言葉である「五感」は視覚・聴覚・臭覚・触覚・味覚から成り立っています。

例えばあなたの目の前にご馳走が運ばれます。

まずあなたはそれを目で見ます（視覚）。

その食事のおいしそうな匂いを鼻で感じます（臭覚）。

手で箸をとり（触覚）、それを味わい（味覚）、そうしながらテレビのニュースが耳にはいってくる（聴覚）。

これらの五感は私たちが周りの環境を知るために、非常に重要な役割を果たしているのです。

心理学の実験に「感覚遮断実験」というものがありますが、これは完全に無音の部屋に被験者を入れて、アイマスクをつけさせて触覚が鈍る服を着させて運動も制限します。

すると被験者は幻覚や強度の不安に襲われてしまいます。

人間は五感を封じられると正常な状態ではいられなくなるのです。

つまり、感覚は私たちを現実につなぎとめておく重要なものなのです。

このようなことを知っていくために、感覚から心理学を学んでいく。

このことを感覚心理学といいます。

この学問も、講座では医学的な知識が必要になりそうですね。この講座もおもしろそうです。


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         <pubDate>Wed, 25 Feb 2009 00:52:28 +0900</pubDate>
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         <title>現代における心理学の必要性</title>
         <description>私たちが生きている世界には、どんなに小さくても必ず「社会」があります。

社会があるからには、必ず対人関係というものが生まれます。

人間関係が希薄になっている今、相手が自分をどう思っているのかを過剰に気にしすぎたり、逆に気にしなさすぎたり、ということが起こってきているのではないでしょうか。

そして、「自分のことをわかってくれない」と思いこんでしまって事件を起こしてしまう・・・ということが現在おきているように思えてなりません。

そんな中で相手の心理を知りたいということや、なぜそのような行動をしてしまうのか、ということを知りたいということから心理学を学びたいという機運も高まってきています。

「心」という形のない不安定なものの正体は一体何なのか、どういう構造になっているのか、などということを知りたいと思っているのです。

心理学講座も手軽に開かれたりしています。

しかし心理学自体について、なかなか初心者にはわかりにくいように思われます。

恋愛についての心理学、犯罪についての心理学、発達心理学、精神心理学などなど。

本当に色々な心理学があり、そのそれぞれが独立しているために、初心者にはとてもわかりにくいのです。

人間の心理についてはとても興味があるのに、なかなか心理学の講座を受けるまでには踏み込めない。

そんな人のために、心理学講座を受ける前に、できるだけわかりやすく心理学について述べていけたらいいな、と思っています。


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         <pubDate>Wed, 25 Feb 2009 00:50:43 +0900</pubDate>
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         <title>感情心理学</title>
         <description>心理学では感情をどう定義しているのか見てみましょう。

これも講座を受講するときの基本知識として知っておくとスムーズだと思われます。

記憶にも生理学的な基盤があることを見ましたが、生理的過程と深く結びついている心の働きに「感情」があります。

しかし感情と言っても、情緒や情動、情感など、ほかに似たような言葉がいくつもあり、それぞれどう違うのか、心理学の講座の受講生にはわかりにくいと思われます。

そこで、これらの言葉をここで整理しておこうと思います。

これらの区別は日本語では曖昧ですが、英語でははっきり区別されています。

英語で感情はフィーリング、つまり「瞬間的、皮膚的感覚」な側面があり、これが通常「感情」とされます。

そしてエモーションには「動き」という側面があり、これは「情動」と訳されます。

アフェクションには対象に向けられている側面があり、「情感」と通常は訳されます。

そのほかにも、ムード（気分）、パッション（情熱）、センティメント（情操）などの類語があります。

専門的な定義としては、「情動（情緒）」は喜怒哀楽をあらわす表現のように比較的激しく、筋緊張や心拍数の上昇などの身体表出がともなうことが多い、一過性の心の作用を指します。

「感情」は、広い意味では情動・情熱・気分・情操などを含む概念ですが、狭い意味では強度や身体表出の少ない、快－不快の次元で捉えられる心の作用を示します。

「気分」は特定の刺激は持つことがなく、環境などに影響されることが多く、強度は弱いが比較的永続的な心的作用を指します。

このように感情と言っても専門的には複雑で多岐にわたるものでありますが、心理学の研究では生理的指標が明確な「情動」が中心になっています。


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         <pubDate>Wed, 25 Feb 2009 00:49:31 +0900</pubDate>
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         <title>認知心理学１</title>
         <description>近年では私たちの生活のあらゆるところにコンピュータが入りこんでいます。

このコンピュータは開発当初から、私たち人間の頭脳と似た働きをすること、いわゆる「人工知能」としての役割が期待されていました。

つまり、人間の知能を機械的な情報処理を行うシステムとしてとらえている、ということになります。

人間の知能は、経験したことを整理し、知識として蓄え、それをもとに新しい事態に対する理解を進める。

これと同じような情報処理システムとコンピュータに持たせた結果、コンピュータは人間よりさらに多くの情報を処理するようになっています。

心理学の講座とコンピュータが繋がっているなんて、不思議な気分ですよね。

しかし、どれほど優れたコンピュータでも人間とは多くの点でことなっています。

たとえばコンピュータは何台にも同じ知識を持たせることが可能ですが、人間はそうはいきません。

「推論」や「直感」といった機能が人間にはあるために、それぞれが固有の知識内容を形作り、個人差が生まれるからです。

人間が未知の状況に遭遇すると、今までの知識を使って結論に達しようとします。

そして推論が使えない場合は、直感による判断も行います。

コンピュータにはこういう機能は十分ではありません。

こうしてコンピュータを人間に近づけるために、知能というよりも人間の認識の仕方を総合的に研究しようとする分野が、「認知心理学」と呼ばれる分野なのです。

心理学はこのように、新しい分野を次々に作りだしているのですね。

でも私はコンピュータが苦手なので、この講座はあまり受けたくないかもしれません（笑）。


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         <pubDate>Wed, 25 Feb 2009 00:48:46 +0900</pubDate>
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         <title>人間性心理学</title>
         <description>フロイトが「第一の心理学」であり、ワトソンを「第二の心理学」とするのならば「第三の心理学」とはなんなのでしょうか。

講座でも勉強すると思いますが、それが「人間性心理学」と呼ばれるものです。

彼らは第一、第二の心理学が人間を決定論的に観るあまり、主体的に決断する能力をもっていることをないがしろにしている、と批判したのです。

そしてひとりひとりの主観的経験を重視して、生きることの意味や価値の発見に寄与しようとする心理学が必要なのだと主張しました。

このような考え方をもつものが、「人間性心理学」なのです。

この考え方の代表的な学者はＡ・マズローです。

彼ははじめ、行動主義心理学などを学びましたが限界があると悟り、「自己実現」を研究のテーマにしていきました。

この言葉は今でもとてもよく使われますね。

自己実現というのはとても曖昧な言葉ですが、自己実現した状態とは次のようなことがあげられます。

例えば現実の自分の姿を見定めている、自己・他者・自然をありのままに受け入れている、きわめて自発的である、自己中心的でなく問題中心の生き方をしている、自立的でかつ独立している、目的と手段を区別している、民主的性格、神秘体験や至高体験を体験している、などの特徴で示されます。

マズローは禅・ヨーガ・道教などの東洋的な宗教やシャーマニズムに触れたこともあり、その関心を「自己実現」から「自己超越」という問題へと移していきました。

そのことが講座でもおなじみの「第四の心理学」であるトランスパーソナル心理学が開かれることにつながります。


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         <pubDate>Wed, 25 Feb 2009 00:47:12 +0900</pubDate>
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         <title>精神分裂病</title>
         <description>ときおり、犯罪の報道などを通じて「精神分裂病」という言葉に触れることがあります。

しかし、この病に対する理解は、そうした報道によって深まるどころかかえって誤解が広がっている気がします。

心理学の講座を受けようとしているみなさんも、「精神病の患者はみんな怖い」と思ったことがあるのではないでしょうか。

スイスの精神医学者Ｊ・ブロイラーが命名したことによって「分裂病」という言葉が生まれました。

当時、哲学では、人間が認識するには感覚的な要素が結びつく必要があるとする「連合主義」という考え方が主流を占め、その影響でこの精神病も心の要素が分裂してしまう状態の病として考えられたのです。

その後、連合主義は衰えたにも関わらず、「分裂－病」という言葉だけが残ってしまったのが、この言葉が今日に至っている理由なのです。

精神分裂という心の病を抱える人は、１００人に１人と言われていますが、実のところ発症の原因はわかっていません。

この病気は人によって様々な症状が現れることもあって、症状も一定しません。

幻聴が聞こえたり、自分が人間ではない史上の存在である誰かに操られているように感じられたり・・・といった妄想を抱くことも少なくないのです。

確かに何か犯罪が起きたときに、「空から命令された」などの供述をする人もいて、やはりこの病の印象は悪くなっているように思います。

近年では薬での治療が進歩していて、薬での治療を続けながら、生活上の訓練（基礎的な生活が送れるように）を通して社会復帰を目指した働きかけをするのが最近の傾向なのです。

服薬を続ければ、社会生活を普通に過ごしていける人も多いのです。

冒頭に触れた誤解について少し触れておきます。

「分裂病者が犯罪を起こした」かのように報道されることがありますが、犯罪は「性格」の要因が大きいものです。

そこに、その人がたまたま病的な要素を持っていた、というのが正しいのです。

「分裂病」については誤解されやすい表記なので、心理学の講座を受ける方々はこのようなこともぜひ学んで欲しいと思います。

何かいい名称はないものでしょうかね。

このような心のトラブルを抱えたクライエントに対して、催眠療法、自立訓練法、精神分析療法、行動療法、認知行動療法、クライエント中心療法、集団療法など個人にあった方法で臨床心理学ではクライエントの社会復帰を目指していきます。


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         <pubDate>Wed, 25 Feb 2009 00:46:22 +0900</pubDate>
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         <title>心理学ブーム</title>
         <description>最近は「心理学ブーム」なのではないでしょうか。

確かにテレビ番組でも心理学を取り上げたりすることも多く、カウンセラーの資格をとるための講座などが多くでてきています。

しかし、少し前までは心理学などというと「うさんくさいもの」としてとらえられ、新興宗教などとからめてあやしまれてきたのではなかったでしょうか。

では、なぜ今このようなブームがおきているのでしょうか。

今の日本は深刻な戦争や飢餓に襲われているわけではありません。

しかし、安定していた景気も後退し雇用不安や老後への不安などが噴出している時代になっています。

そんな将来が見えにくい時代になっています。

そのため、将来を悲観したような事件がおこるなど、相手の心を求めるあまりに極端な行動に走ってしまって犯罪行為を起こしてしまう例もあります。

誰もが心のよりどころを求めています。

しかし宗教などに頼るのはうさんくさい。

そんななかで私たちは何を心のよりどころにするべきなのか、ということをみんなが模索しているのでしょう。

その模索する選択肢のなかに心理学も含まれて、そして心理学を学ぶ人や学びたい人が増えているのではないでしょうか。

もちろん、心理学が全ての人の心のよりどころになるわけではないとは思います。

しかし日々相対する相手の心を知りたい、その仕組みはどうなっているのかという思いから心理学を学ぶ人や講座が増えているのでしょうね。

人の心に興味がある、という人も多いでしょうけれどもね。


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         <pubDate>Wed, 25 Feb 2009 00:45:38 +0900</pubDate>
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         <title>戦後日本の心理学</title>
         <description>心理学の方法には大きくわけると「実験心理学的方法」と「臨床心理学的方法」の二つがあります。
今一般の大学で心理学の講座を専攻すると、卒業論文では実験とその結果の統計的な解析という手順を踏むことが求められることが多いのです。
これはヴントから始まる心理学、つまり実験心理学の伝統に基づくものです。

第二次大戦後、日本にはいろいろな面でアメリカの圧倒的な影響下におかれます。進駐されたわけですからね。
そして当然心理学も例外ではありません。
前に示したような、ワトソンなどの影響がはっきりでてきます。
今の日本の心理学の講座で使われているような教科書は、「心理学とは行動の科学である」という定義から始まっているものが多いですが、これはそれが端的にあらわれたものですね。
ヴントの意識の心理学や、フロイトの無意識の心理学を否定する、アメリカの行動主義心理学の影響によるものなのです。

しかし、心の治療を目的とする臨床心理学においては、アメリカの影響下におかれたとしてもその実験心理学を否定し、東洋思想を基盤とする独自の心理学が発展する余地が残されました。
日本はアメリカの占領下におかれたとはいえ、東洋ですしね。
禅の精神は日本にありますし、いわゆる「悟り」といわれる超越的体験が受け入れられた土壌だったこともあると思います。
それを応用して、心の病に対応していくことが考えられたのは当然かもしれません。

ある意味ではマズローなどが唱えたトランスパーソナル心理学の先駆けともいえる展開が見られました。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:22 +0900</pubDate>
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         <title>日本の心理学の研究</title>
         <description>ドイツで生まれた心理学は、日本にはどのように伝わったのでしょうか。日本で心理学の講座を学ぶ私たちは知っておいたほうがいいでしょうね。
「心理学」という日本語を作ったのは幕末から明治初期にかけて、欧米の科学紹介に深くかかわった、哲学者の西周（にし　あまね）です。
イギリスの心理学者の著作を翻訳したときに、訳語として「心理学」という言葉をあてたのです。

心理学者として、明治期の代表すべき学者は元良勇次郎（もとら　ゆうじろう）です。彼はアメリカの大学に留学し、日本人として初めての学位を取得しました。
帰国後、東京帝国大学（現　東大）の教授となり、講義するかたわら心理学実験室を開設しました。
いわゆる、「日本のヴント」ですね。

大正期の代表的な心理学者は松本亦太郎（まつもと　またたろう）が挙げられます。
彼はアメリカのエール大学に留学し、さらにはドイツに渡ってヴントの心理学実験室で学びました。
１９００年に帰国してから、京都帝国大学（現　京大）の教授となり、ここに心理学実験室を作り講座を開きました。その後、元良が亡くなったことを受けて、東京帝国大学教授となり日本心理学会を創設し初代会長となりました。

昭和期に入ると、九州帝国大学（現　九大）教授の佐久間鼎（さくま　かなえ）らが中心となりゲシュタルト心理学（ヴントに反する勢力）が盛んに取り上げられ、戦中から戦後にかけて日本の心理学に影響を与えました。
日本の心理学はヴントにはじまり、主としてドイツを中心とした心理学の歴史をたどっています。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:22 +0900</pubDate>
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         <title>トランスパーソナル心理学</title>
         <description>マズローによって誕生した「トランスパーソナル心理学」は、「個を超える」ことを目指す心理学です。
そこには「意識」や「無意識」を超え、「そもそも人間とは何か」「生きる意味とは何か」という究極のテーマがあります。

みなさんも考えたことがありますよね？特に心理学を講座などで学んでなくても、自分の存在意義を考えたときに誰でも行き着くものだとは思います。
それを表に出して、学問として流派として定着していかせたのがこの「第四の心理学」と呼ばれるトランスパーソナル心理学なのです。

トランスパーソナル心理学に影響を与えた東洋的な修行（禅など）、例えば瞑想によって得られる神秘体験や至高体験、超越体験は自然科学的な方法では解明不可能とされ、研究の対象にされてきませんでした。
しかし、トランスパーソナル心理学のＫ・ウィルバーによれば、人間が知識を獲得するには、３つの様式（３つの眼）にのっとるものだといっています。
第一の眼は空間・時間・物質からなる外部空間を知覚する「肉体の眼」、第二の眼は、哲学・倫理・心そのものに関する知識を得る「理知の眼」。
そして第三の眼は、さまざまな超越的現実の知識に達するための「黙想の眼」だとしています。
トランスパーソナル心理学は、これら３つの眼すべてに基づいて人間存在を考えようとしたものです。

トランスパーソナル心理学は、前代ならば宗教が扱っていた領域を含む人間全体を対象としようとする心理学なのです。
講座として勉強するならば、私はこの心理学が一番興味深いです。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:22 +0900</pubDate>
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         <title>行動主義心理学</title>
         <description>ヴントのもとで学んだ学者たちは多くがアメリカ人だったこともあり、またナチズムを恐れてアメリカにドイツから亡命した学者もいて心理学はアメリカに主流が移っていきました。
その中からヴントの学説を攻撃し、新たに学説を立ち上げた学者たちがいました。
その中の一人がＪ・ワトソンです。
彼は、「意識」というものは目に見えない。見えないものは確かめようがない。確かめようがないものは科学としては失格だという考えかたからヴントを攻撃しました。

そして外から与えられた刺激（測定可能）に対し、どんな反応（これも測定可能）をしたか、ということに基づいて人間を研究していけばいいと考えました。
このように行動だけを科学の対象とする考え方を「行動主義」を呼びます。

１９１３年に書かれた「行動主義者の見た心理学」という論文で脚光を一躍浴びたワトソンはアメリカの心理学に大きなインパクトを与えました。
彼は若かったのですが、この論文が脚光を浴びたのちにアメリカ心理学会の会長にまでなってしまったのです。
いかに彼の理論が歓迎されたかがわかるエピソードですよね。

今日、一般的な心理学の講座に使われる教科書に「心理学とは、『行動の科学』である」と定義していますが、その出発点には彼の主張があるのです。

フロイトの精神分析学により無意識のダイナミズムを重視したのが「第一の心理学」ということになるのに対し、ワトソンの主張は「第二の心理学」と呼ばれています。
講座などの勉強でも必ず出てくる主張です。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:22 +0900</pubDate>
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         <title>フロイトの理論</title>
         <description>２０世紀の心理学を語る上で欠かせない重要人物が、Ｓ・フロイトです。
精神科の医師であったフロイトは、催眠療法を学びその後精神分析療法という独自の治療法を確立しました。
彼の理論は「精神分析学」と呼ばれ、心理学だけでなく哲学や芸術にまでさまざまな分野に絶大な影響を及ぼしました。
私たちも心理学の講座を学ばなくても知っている人物ですよね。

心理学史のうえで彼が残した最も重要な仕事は、「無意識」を心理学に持ち込んだことです。
フロイトが主張したのは、私たちが普段決して意識することができない「無意識」という心があるということです。
彼の理論によれば、私たちは「思い出したくもないいやなこと」を無意識の世界に追いやるのだが、そのような観念は絶えず「意識の世界」に入り込もうとしています。
こうした心の葛藤が、さまざまな行動を生んでいくと考えたのです。
精神分析学とは無意識にあるものを意識の世界に解き放つことによって、人間の理解を深めようとする学問なのです。

このような考え方に基づいて有名な「夢の分析」という本を彼が書いたのは、ヴントが心理学実験室を作ってから約２０年後の１９００年でした。

この本によって、夢には様々な意味づけがなされました。
あなたも夢を友達などに話して、「それって○○を暗示しているらしいよ」などということを言われたことがあるのではないでしょうか。
それらはフロイトのこの本によるものだと思われます。
おそらくこれから心理学の講座を学ぶときに、精神分析学は避けて通れないものになることでしょう。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:22 +0900</pubDate>
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         <title>ヴントの心理学</title>
         <description>では、「心理学の父」と言われたヴントはどのような学説を講座などで発表したのでしょうか。
ヴントは心を実体として捉えるのではなく、ある瞬間に意識にのぼった経験の全体だと考えたのです。
ん、ちょっとわかりにくいですね・・・・。
人間に意識されるあらゆる経験が実験の対象になりました。彼は被験者に色々な刺激を与えて、その瞬間にどのようなことを意識したかという報告を求めました。
この実験の方法を「内観法」といいます。

例えばちょっと目を閉じてみると、どのようなことを思うでしょうか。
車の音や時計の音、外の様々な音が意識されるでしょう。
しかしあなたの意識は、こうした「感覚」だけをとらえるわけではないのです。
人によっては子供のころのことを思い出すでしょうし、昨日のことが思い浮かぶこともあるでしょう。
このような人間の意識に与えられる影響が、どのような要素から成り立っているかを詳しく分析していったのです。

ヴントは心的要素を結合して一つのまとまりとしてとらえる能動的な働きが、人間の心には備わっていると考え、これを「統覚」と呼びました。

心理学の講座で使われる教科書のなかには、彼の学説を「構成主義」と呼び、心的要素が機械的に統合されたものが人間の意識であると彼が考えたかのように記されているものがあります。
しかしこれは誤解されていると思います。
「ね」「こ」という文字を見て、これをばらばらには人間はとらえません。「猫」という一つの言葉として認識する働きが心にはあるのです。

ヴントの他にも学説を唱えた学者はいましたが、ドイツの哲学的伝統として「はじめに全体ありき」という考え方が見られます。
この考え方を突き詰めると、「個よりも全体を優先させる」というナチズムの考えにつながっていくことも心理学から考えると非常に興味深いと思います。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:22 +0900</pubDate>
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         <title>心理学の誕生</title>
         <description>心理学の講座を受ける前に、そもそも心理学とはいつどのように、どこで誕生したのかを見ていきましょう。
「心理学」という言葉は、ギリシア語での「心」と「論理」という言葉を組み合わせたものです。
このような語源から考えても、心理学が「心」とは何なのかを追及した学問だということがわかりますね。
もちろん、このような言葉が明確にされる以前から心については考えられてきました。
しかし、心理学が「科学」として独立したのはほんの今から百数十年しかたっていないのです。
ちょっと意外ですよね。
心については色々考えられてきましたが、証明することがとても難しいことからこのような歴史しかないのだと考えられます。

心理学は19世紀にドイツで誕生しました。後に「心理学の父」と呼ばれたＷ・ヴントは本当の専門は生理学でした。
しかし生理学はこの時代に衰えてきていて、哲学の教授となりました。
結果的にこの転身が心理学につながっていたといわれています。
なぜならば、「人間とは何か」という哲学的関心と、生理学という自然科学の方法が結びつくこととなったからなのです。
１８７９年に看板を掲げた「心理学実験室」は、全て彼のポケットマネーによるものでしたがここから近代の心理学は始まったのです。

彼のもとで心理学の講座で学んだ学生から、多くの心理学者が巣立っています。
その多くがアメリカ人であったため、ドイツで生まれた心理学の発展はアメリカで進んでいくことにつながっていきます。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:22 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>社会心理学</title>
         <description>今まで述べてきた感覚や知覚、記憶や学習など個人の炉のメカニズムを研究する心理学を「個人心理学」と呼びます。
それに対し、複数の人間が存在する状況（社会的状況）での個人、あるいは諸個人の行動、感情、経験の科学的分析を行う心理学を「社会心理学」といいます。
たとえば、ホラー映画を見て「怖い」という感情だけを取り上げるのならば、個人心理学の領域になりますが、「怖いから誰かと一緒にいたい」という心の動きを取り上げるのならば「社会的行動」ということになり、「社会心理学」の対象になります。
このような個人の社会的行動の科学分析が進めば、それを予測することも可能となり、制御することも期待されます。
わかりやすい例をいうと、広告があげられます。広告を心理学の対象とするならば、個人の消費行動を増大させる広告とはどのようなものなのかを研究し、より効果的な広告の提示の仕方について考えていくわけです。
多くの広告には、このような社会的心理学の研究によって得られた結果が使われているのです。
心理学の講座から、まさかこのようなことにまで発展していくとは思えませんよね。
心理学とは、このようにすばらしく広い範囲の学問なのです。

社会と一口に言っても、その種類は様々です。自分と誰かの２人きりの場合もあるでしょうし、２・３人から数十人の人が集まる「集団」、さらには「世の中」という意味での「社会」、最も広く考えた意味での「世界」などなど、いろいろな広がりをもって考えることができます。
初対面の印象は何で決まるのか。どこかの集団に入りたい、と臨むのはどのような心理からなのか。
集団の機能とは、そしてその集団の中だけで通用する価値観などはいったい何から生まれるのか。
このように考えていくと、「みんなの輪のなかに入れない」と悩む自分の気持ちは何からきているのか、など心理学の講座を受けるあなたの悩みがどこにあるのか、もわかってくると思います。

ほんとうに心理学の範囲は広いものです。

あなたはどこにしぼって勉強したくなりましたか。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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         <title>「心の風邪」うつ</title>
         <description>心理学の講座を受けるみなさんにもおなじみの、一般に「うつ病」と言われている病気は、最近では「～障害」と障害、という呼称をつけて呼ばれることが多いのです。
そして、その中でも軽いものは「心の風邪」と呼ばれ、年齢をあまり問わずに多く見られるようになりました。
そのなかでも特に多いのは、中高年ですかね。
近年自殺増加が問題になっていますが、中高年の自殺の背景には、心の風邪である「うつ」が内在していることが多いようです。
つまり、誰にでもかかりうる病気だということです。

うつの発生のメカニズムについては不明な点が多く、医療技術が進んだ今日でも原因がはっきりしているとはいえません。
症状としては、感情的な落ち込みのために、何事にも興味・関心が持てずに、絶望感や悲しみが続き、何事もネガティブにとらえることしかできなくなります。
人生に絶望感を持ってしまうために、自殺願望を生じることも珍しくありません。
うつでない人でも、このような気分に陥ることはバイオリズム的に見ても時折あることから、自分がなかなか病気だとはわからないのです。
また、この抑うつ気分は朝が特に重症で、夕方からは徐々に軽くなってくるという特徴があります。
考えをまとめることが難しく、集中力も下がってきます。そして決断ができなくなるために仕事をするにしても難しい状況になってしまいます。
やはり勤めていて、集中できないとなると業務に支障を生じることは容易に想像できますよね。

身体症状としても頭痛や腰痛、発熱などの不調を生じ、だるさを覚え、何もかもがどうでもよくなったりしてしまいます。
睡眠においては、心に悩みを抱くと当然出てくる症状ですが、寝付きが悪くなってしまいます。
そして、色々なことが心配になるあまり睡眠不足となり、朝は早くに起きてしまうなどの症状が出てきます。

しかし近年では薬物での治療が発達してきています。
もちろん薬物に頼ることにはストレスを抱く方もあるかもしれませんが、あくまでも「心の風邪」なのですから、風邪には薬での治療が当たり前ですよね。
そういうように前向きに考えて薬物治療にあたりましょう。

そうは言っても悩む人は多く、心理学の講座を受ける人のなかには身内の人のこのような症状に悩む人もいるのではないでしょうか。
講座できっちり合う療法を学び、実践してみるのもよいと思います。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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         <title>神経症にはどのようなものがあるのか</title>
         <description>この前の文で、性格理論について簡単に見てきました。
このような理論やテストパターンを使って、人間の心におこってしまう障害の解決をはかっていくのが「臨床心理学」という学問です。
心の障害について、どのようなものがあるのか典型的なものを心理学の講座を受ける前に頭に入れておくといいでしょう。
これらは、今日かなり話題になることが多いので、講座でも出てくることかとは思いますけれどもね。

まずは「神経症」です。おなじみの言葉で言うと「ノイローゼ」ですね。以下にその例を挙げます。
●不安神経症:不安が主な症状です。いつも漠然とした不安がある慢性的な不安と、呼吸困難（過呼吸などが有名ですね）、めまい、はげしい動悸などに襲われる突発的な発作などがあります。
●強迫神経症:いくら考えないようにしても、しつこくある考えが浮かんでくるなど、ある行為を繰り返さないといけない、という強迫めいた考えにとらわれてしまって、苦しむことです。
たとえば、忘れ物がないかどうかが気になって確認を繰り返し、そのことが長くなってしまってきりがなくなり、結局外出ができなくなる、などの症状があります。
●ヒステリー:心理的なことから、立てないなどの身体的にあらわれる転換型、過去のある期間の記憶を喪失してしまうことなどを示す解離形の２型があります。
フロイトはこのヒステリーの研究をもとに、葛藤から疾病が起こることを実験して精神分析を学問として作りあげたのです。

そのほか、先端への恐怖、隙間への恐怖などの「恐怖症」、気分的に憂うつな状態が継続されてしまう「抑うつ神経症」、少しの体調の悪さによって、そのことが重大な病気であるかのように思いこんでしまう「心気症」。
自分がわからなくなってしまうという現実感のないような症状を示す「離人神経症」などがあります。
このような心理学の症状は、身近なものが多いですよね。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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         <title>性格理論</title>
         <description>性格に関する理論は様々にあります。心理学の講座を受講される方でなくても、この分類には興味があるのではないでしょうか。
日本人は性格テストや血液型による占い、などが大好きですものね（笑）

（類型論）
●クレッチマーの３類型
彼は、体型と性格とを関係付けて類型化しました。彼によれば、人は３つのタイプに分類できるといいます。
・細長型＝繊細ではあるが社交的ではなく、無口な真面目タイプ。敏感で神経質な面と、鈍感で温和な面を持つ分裂気質。
・肥満型＝気分が高揚した状態と気分が沈んだ状態とが交代で、あるいは一方だけが極端に現れる型で、概して善良であり社交的な性格。そううつ気質。
・筋肉質型＝几帳面な性格で粘り強い身上、義理にも厚いが時に爆発的に怒りが現れる粘着的な気質。

●ユングの２類型
・外向型＝心理的エネルギーが外に向かう。行動的。
・内向型＝心理的エネルギーが内に向かう。理論的。
「彼は外向的な人だ」などという言い方は、ユングのこの理論からきているのです。すっかりなじんでいるので、意外な感じですよね。

○フロイトの構造論
フロイトは独自の性格理論を展開しています。
彼の理論では、自我が現実や衝動的行動、道徳感との折り合いによって疲弊してしまい、機能をやめた状態が精神疾患だととらえました。
そしてその状態を避けるために、自我は「防衛機制」を働かせます。
防衛機制の例としては、例えば講座で怒られたときに、ぐっとがまんするのが「抑圧」です。怒られたことに腹をたてて人にあたるのが「置き換え」。
あれこれと言い訳を考えようとするのが「合理化」、怒られたことを逆にばねにして自分を成長させようとするのが「昇華」です。
他にもある問題から逃げる「逃避」、本来の思いと逆の行動をとってしまう「反動形成」などがあります。
フロイトは、防衛機制が人によって様々であることから、性格の違いが生まれるのだと考えたのです。
私は、心理学で分析するまでもなく「逃避型」ですね・・・・。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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         <title>人間の性格や行動について</title>
         <description>あなたは同窓会などで久しぶりに会った友人と、お互いに「昔と変わらないね」などと言葉をかわしたことがあるのではないでしょうか。
この「変わらない」部分であり、「その人らしい」と言われる部分が「性格」と呼ばれるものなのです。
最近は心理学がブームなので、心理学自体がこのような性格を見抜く学問であるかのように思われている面がありますが、性格を研究していく分野は人間の心の大きな全体を認識するための一部分の試みにすぎません。
ですから、性格についての文章などで一喜一憂するのは馬鹿らしいことだと思います。
心理学の講座で学ぶということは、そんな心理学の正しい姿を知っておくためにとてもよいことなのではないでしょうか。

性格は、「比較的一貫したその人の行動傾向」との定義づけがされています。
しかし一方私たちの周りの環境は生きている限り、必ず絶えることなく変化していきます。
「変わらない」性格と「変わる環境」との間で、絶えず行動を調整していくことがなされなければうまく生きていけないことになります。
環境と性格との間で一定の均衡状態が保持されることを「適応」といい、環境との間で性格が食い違ってしまうことを「不適応」といいます。
そして、この環境に不適応である状態から適応している状態への変化を支援する方法を模索する分野を「臨床心理学」といっています。
やっと心理学の講座でお馴染みの「臨床心理学」が出てきましたね。

不適応が続くと世間で一般的には「心の病」になったと考えられますが、このような状態は誰でもなることがあります。
日によってそういう日もある、ということはみなさんも感じているのではないでしょうか。
そのこともあって、心理学では「患者」という言葉を使わないで「クライエント（依頼人）」と言う言葉を使います。
医療の分野でも、この呼び名を使うこともありますよね。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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         <title>発達心理学</title>
         <description>これまでは心の様々な働きを取り上げてきましたが、人間の心を全体としてとらえようとするならば、時の流れのなかでどのように心は変化するのかを考えなければなりません。
この角度から人間の心を考える学問を「発達心理学」といいます。
「発達」という言葉には、一般に成長し続けるというプラスのイメージにとらえられがちです。
心理学においても、比較的最近まで、発達とは胎児から青年にいたるまで、つまり成人になるまでの過程をさしていました。
その前提には、人間は成人で「完成」したあとは、成長がとまり、衰えていくだけだという考えがあったからです。
しかし平均寿命が延びている今日、発達というとらえかたを大きく変えざるをえません。
発達心理学は、発達をいう概念をとらえなおしつつ成人期や老年期にまでその研究対象を広げなければならなくなったのです。
人間の一生を通じて考えていく、という意味では心理学の講座としてもとても興味深い分野ではないでしょうか。

新しい発達心理学は、発達とは受精から死にいたるまでの、人生のすべての時期にわたってあらわれる、成長と衰退の様相、と定義されるようになりました。
「生涯発達心理学」と呼ばれることもあります。

このような発達心理学の変遷も、時代の流れのようでとてもおもしろいものです。
つまり、成人となったときまでだけでは、カバーしきれないことが出てきた、ということですよね。
発達心理学は大学でも専攻されているところも多いでしょうし、講座としても開設されていることが多いようです。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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         <title>認知心理学２</title>
         <description>では、認知心理学の分野でコンピュータを人間に近づけるためにどのような研究が進められているのか、少しのぞいてみましょう。
コンピュータに思考させるためには、人間がどのように思考しているのかを研究する必要があります。
人間は長い時間をかけて蓄えた知識や実践によって物事を判断したり、新しいことを考えたりしています。
これまでの研究では、その「知識」には大別して２種類あることがわかってきています。
一つは「～は～である」、例えば「○は車である」といった「宣言的知識」です。
もう一つは「車を動かすにはキーを差し込む」といった、何かをするための手続きを示す「手続き的知識」です。
人間はこうした知識の蓄積をもとに、さまざまなことを判断します。コンピュータを人間に少しでも近づけるためには、この「知識」を蓄えさせなければなりません。
心理学の講座を受講する私たちもいつも簡単に普通に使っているコンピュータにも、このような積み重ねで改良されているのですね。

このように認知心理学を考えてみると、いかに私たちの脳の出来が素晴らしいものなのかを再認識できると思います。
脳全体の動きをカバーできるようなコンピュータがこれから出来たとしても、どれぐらい大きいものになるのか予測もできないのだとか。
こんなに進んだ世の中でも、やはり私たち人間の身体は真似できにくいくらい素晴らしいものなのですね。

色々なことを考えさせてくれる学問、それが心理学なのかもしれません。講座を受けるのも、楽しいですね。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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         <title>知能心理学</title>
         <description>学校のテストの成績は、一般に「頭の良さ」を示すと考えられています。
多くの人は、それを「ＩＱ（知能指数）」の高さと結び付けますが、心理学における「知能」の定義には実は様々なものがあります。
心理学の講座を受けると、このように日常と違う使い方をする言葉が本当にたくさんありますね。
抽象的に物事を考える「思考する力」であったり、経験から学んでいく「学習能力」であったり、新しい環境に直面してもうまくやっていける「適応能力」だったりします。

知能を最初に測定する最初の試みをしたのは、フランスの心理学者Ａ・ビネーです。ビネーは１９０５年、パリ市の教育委員会から依頼されたもので、知的障害児を見分けるテストの作成を引き受けました。これが、ビネー式知能検査なのです。
心理学の講座を受ける人たちにも、きっと耳にしたことのある知能検査ですよね。
この検査は１歳レベルの問題から、抽象的な言葉の意味を答えてもらう成人レベルの問題に至るまで、年齢ごとに簡単な問題から順次難しい問題へと移っていく構成になっています。
このビネー式の検査は改訂を重ねた結果、今日では結果を知能指数で示すようになっています。

その後、知能には論理的に物事を考える知能のほかに、感覚的な知能もあることが主張され、１９３９年にはアメリカの心理学者Ｄ・ウェクスラーによってウェクスラー式知能検査が考案されました。
このテストから論理的な部分を測る言語性知能の測定のほかに、より感覚的な動作性知能の測定が加わり２側面からのＩＱ診断が可能となったのです。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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         <title>学習心理学</title>
         <description>心理学の講座を受講する以前の基礎知識として、これまで見てきた感覚・知覚・情動は生理的反応と密接な関係にあることが理解されたと思います。
しかし、「学習」というと、生理学とは関係の薄い、知的な働きを講座の受講生は連想するのではないでしょうか。しかし、次の有名な実験を見て欲しいのです。

ロシアの生理学者Ｉ・パブロフは、犬の消化腺機能について研究していたのですが、実験に使われていた犬が、しばらくすると餌を見ただけで唾液を出すようになったことに気がつきました。
そこから彼は実験と観察を繰り返し、餌が口に入ったとき（無条件刺激）の唾液分泌は、犬が生まれながらに持っている反射なので、これを「無条件反射」と呼び、一方餌を見るだけで起こる唾液分泌は、犬が一定の条件（餌を知覚すること）と結びつけることによって獲得した反応であることから「条件反射」と呼んだ。
彼は、ベルの音など、そのほかいろいろな刺激が唾液分泌をうながす条件（これを条件刺激という）になりえることを発見したのです。

このように、無条件反射（唾液分泌）には無関係だった刺激（餌をみること、ベルの音）が、無条件刺激（餌を口の中で知覚すること）と結び付くことで、無条件反射と同じ反応（条件反応）を引き起こすようになることを「古典的条件付け」といいます。

心理学では一般的に「学習」を、「経験の結果生じる、比較的永続的な行動の変化」と定義するが、パブロフが生理学の実験中に偶然観察した事象より発見した、この「古典的条件付け」こそ、さまざまな「学習」研究の出発点になったのです。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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         <title>記憶心理学</title>
         <description>知覚が成立するためには、記憶などの情報との照らし合わせが必要だと前に述べました。
ここでは記憶について少し考えて見ましょう。
「記憶についてなんて、心理学の講座で学ぶようなことなの？」と考える人もいるかもしれませんが、心理学とは前も述べたように様々な分野と絡んでいるので見逃せませんよ。
記憶の仕組みについては、様々な理論モデルがありますが、１９７２年に「意味記憶」と「エピソード記憶」という２種類の記憶に分類したモデルがＥ・ダルヴィングによって発表されました。

「意味記憶」とは、物事についての系統だった知識（概念・アイディア・事実など）のことです。これらには単語やシンボル、単語同士の関係などに関する知識も含まれます。
この記憶により、もともとは単なる数字の羅列である電話番号を覚え、「朝と夜の長さが同じになる日は一年に何回あるか」といった問いに答えることができるのです。
一方「エピソード記憶」とは、特定の時間や場所と結びついている個人的な体験・出来事についての情報、あるいはその出来事同士の関係についての知識です。
たとえば、昨日の昼、中学時代の友達と映画を見に行った後心理学の講座を受講した、といった記憶のことです。

私たちは普通３歳ぐらいから前のことは覚えていません。乳幼児にも記憶能力はあるのに、なぜそのころのことは覚えてないのでしょうか。
これにはまだ定説はないのですが、言語を用いない乳幼児のころは非言語的な形で記憶が保存されるので、言語を使う成人には取り出せないのだ、という説がまず一説にあります。
そして、エピソードを記憶し思い出すには言語が必要だからというのもまず一説です。
また、乳幼児の脳には誰が何をどうしたのかということを理路整然と生理するだけの容量がないという説などがあります。
まだまだ解明されてないことも、このようにたくさんあるのですね。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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         <title>知覚心理学</title>
         <description>感覚心理学について、前に簡単に述べましたが今度は知覚について少し説明しておこうと思います。
感覚と知覚の違いについては、どんなものだとみなさんは考えますか？まず、感覚で周りのものを見たりできる、ということはわかりましたよね。
そうしたら見たものが「何」であるかを認識するためには、自分の記憶と照らし合わせていく必要があるのです。
例えば「赤い車」を見たとします。まず視覚で「赤」はとらえています。しかし、それが「車」であるかどうかは、「車」がどのようなものなのかをあらかじめ知っておかなければなりません。

このように大脳の働きによって過去の経験などを呼び起こして物事を認識することを、心理学では「知覚」と呼び、感覚と区別して考えています。
つまり私たちの日常生活は、周りの状況を感覚と知覚でとらえることで成り立っている、と心理学では考えるのです。
日常の言葉とは少し違う使い方になるので、やはり心理学の講座では注意したほうがいいでしょうね。

知覚では、「体制化（まとめようとすること）」という働きが備わっています。
だまし絵とよばれる絵で、二通りに見えるものがありますよね？ある人には若い女の人に見えるし、ある人には老婆に見えてしまう。
このように二通りに見えるのですが、一通りしか見えなくなってしまう。
このように私たちの脳は体制化の働きによって効率よく世界を認識させてくれるのですが、逆にそのために正しく認識できないことがあります。

錯覚、と呼ばれるものなのですがやはりおもしろいですよね・・・・。心理学の講座、受けてみたくなりますよね。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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         <title>生理心理学</title>
         <description>当たり前のことですが、心の状態と身体とは常に影響しあっていて、切っても切り離せない関係にあります。
例えば受験の前日、合格するかどうかが不安で心臓がドキドキして目がさえて眠れなかったりしたことはありますよね。
また、身体の具合が悪くなると、気分まで落ち込んでしまうという経験も誰でもあるのではないでしょうか。
私なんかは主婦ですから、お天気がいいと「洗濯できるし、お掃除もできる！外にも散歩に行こうかな。」と前向きになりますが、雨の日は気持ちも沈んでしまって、家にこもってしまう・・・ということもよくあります。
このような人間の心理的なメカニズムと生理的なメカニズムの対応関係について研究する分野が生理心理学なのです。

なんだかおもしろそうですよね。
このことを心理学の講座などで学ぶためには、必然的に神経のことや脳のこと、筋肉のことや皮膚のことを知らなければなりません。
だから生理学と心理学が絡んできて、この分野になっているわけです。

神経のことや脳のことを学ぶことは本当におもしろいです。
今まで知らなかった、無意識に私たちがしていると思っていたことが、脳のこの部分でおこなっているのだ、神経はこのように命令を伝達していくのだ、などと改めて私たちの身体について知ることになるでしょう。
そして、奇跡のような身体の作りに驚嘆することにもなるのではないでしょうか。

本当に心理学とは奥が深い学問だと思います。心理学講座で学んだことは、これからの生活にも役立つでしょうし、育児などをしていくうえでも損にはならないと思います。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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         <title>心のメカニズム</title>
         <description>ここまでは心理学の講座を学ぶ前の知識として、心理学の歴史を取り上げてきました。
ですから、ここからは少し心の様々な働きを述べていきたいと思います。

心理学は生理学から独立した学問、ですが人間が生物の一種として存在している以上、生理学から切り離して考えることはできません。
よって心理学と生理学の境界は微妙であって、なかには絡んでいる部分もあります。

心理学が対象とする領域は極めて広いために、生理学以外にも様々な学問と絡んでいくことになります。
まずは生理との接点を探る分野は「生理心理学」ですし、同様に感覚を対象とするものは「感覚心理学」です。
学習を扱うものは「学習心理学」ですし、このようにそれぞれの対象領域を冠した分野別心理学が確立しているのです。

ですから、一口に「心理学」といっても何をどう講座で学んでいいかわからないのは当然なのです。
大きな意味で「心理学」を学ぶということは、様々な名称が冠してある心理学について全て知っておかなければならないのと同じですからね。

あなたが心理学講座で学びたい心理学は何なのか。
恋愛についてなのか、性格についてなのか、それとも社会で人間関係を築く上で必要な社会的な心理学なのでしょうか。
それをしっかり確立して、その名称が冠してある心理学を学ぶことをおすすめしたいと思います。
そうしないと、とりとめもないままに心理学の深い海にとらわれてしまうことになるかもしれませんよ（笑）。
もちろん、大学で専攻する場合は専門的に学ぶわけですから別ですけれどもね。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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         <title>さまざまな学問と提携していく心理学</title>
         <description>心理学の講座を学ぶために、心理学の歴史について触れてきたが、その最後として心理学と他の学問との関連について述べておきたいと思います。
まず心理学は「精神物理学」がその前身です。物理学をはじめとする様々な自然科学から多くの方法を受け継ぎ、哲学を父、生理学を母として誕生しました。
これを実験心理学の始まりとするならば、臨床心理学は医学、とりわけ精神医学の弟として誕生したといえるでしょう。

こうして哲学と生理学から独立した心理学は、感覚・知覚・記憶・知能など、人間の心と機能を次々に明らかにする一方で、全体性としての個性や成長の過程が追求され、発達心理学や性格心理学などの分野が確立しました。
これらの分野では大脳生理学や医学との連携が保たれました。

心理学は「個」を問題とするだけにはとどまりません。社会学や文化人類学の近接科学として対人関係や集団状況、さらには社会的な次元での人間行動を対象として社会心理学が成立しました。
また経営学や組織科学との境界では、経営心理学や組織心理学という分野を展開させてきました。
こうした心理学の発展には、統計学の進歩が大きな支えになりました。

近年では論理学や言語学とともにテクノロジーの世界に進出し、認知心理学という分野を開拓する一方で、心理学以前に人間の魂の癒しを担当していた宗教とも親しい関係になりつつあります。

このように心理学は、心理学としても数々の分野を生み出し、そして色々な学問と連携しながら発展してきたのです。
心理学の講座でこのような歴史に触れることはあまりないかもしれませんから、覚えておいていただけるといいかと思います。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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         <title>実験心理学と臨床心理学</title>
         <description>これまで心理学の歴史をみてきましたが、大きく分けると二つの流れがあったことに気がついたでしょうか。
その一つはヴントによって確立されて今日まで続いている流れで、研究方法を自然科学に求めるものです。
自然科学は諸現象を観察し、諸現象の関係について仮説をたて、それを検証するためのデータを集めて統計的検討をし、仮設から理論を構築するという方法をとります。
この方法を「実証的方法」といいます。この方法こそが科学としての心理学だと考え、実験を方法的な柱にすえるので「実験心理学」といいます。

しかし、人間には個人差があり当然ですが一人一人違う世界を持っています。
フロイトにはじまり、心の不適合に悩める人たちを援助することを目的とする実験的領域においては、そうした「個」と関わることを通じて人間心理の普遍的な構造とは何かを探るという方法がとられてきました。
こうした方法による心理学を「臨床心理学」といいます。

２０世紀の心理学は、この実験心理学と臨床心理学のせめぎあいの歴史でもありました。
実験心理学者からいわせれば、「臨床心理学は科学ではない」といったことになりますし、臨床心理学者から言わせれば「実験心理学は心不在の心理学である」ということになるのです。
２０世紀ではアメリカの行動の科学こそが心理学であるということが主流でしたが、こうしたなかからトランスパーソナル心理学が生まれたことは面白いことです。

心について知りたいから心理学の講座を学ぶのに、こんなにめんどうくさい・・・そう思われたでしょうか。
確かに学問として成り立つには、心には未知の領域が多く、科学的な証明も必要とされたのでしょう。

共感はできなくとも、講座で学ぶ以上、知っておかなければなりませんね。</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Sep 2008 17:29:21 +0900</pubDate>
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